実はタッチアーツプロジェクトも始まって10年、来年は10周年となります。
そこで、これまでの活動を振り返りつつ、お手伝いいただいたゲストの皆さんにもご登場いただきながら、
10周年イベントに向けて動いていきたいと思います。
まずは10月ですが、2013年を振り返り、本イベントの前に行ったプレイベントの際にパネリストとしてお越しいただいた大友 勇太さん、鈴木ゆきさん、その際に司会をしていただいていた大山口瑠美さんにスピーカーとしてご登場していただき、ライブ配信をいたしました。下記からご覧ください。
さて、子どもの創造性を引き出す、高める、あるいは伸ばすと言った表現はよく見受けられますか、
果たして、未知数の子どもの可能性の
何を引きだしたり、何を高めたり、何を伸ばしていくことができるのでしょう?
そもそも、子どもの創造性の方が、大人を遥かに超えている、そんな気がしています。
引き出すとか、伸ばしてあげるとか、そんな上から目線の態度ではなく、
むしろ、どこまで付き合えるのかが、子どもの創造性を潰さない関わり方ではないかと思うのです。
と言うことで、今回のライブ配信では、そんな子どもの創造性について考えつつ、
個性豊かな子どもたちと、日々、正面からがっつり向かい合って子育てをしている
お3人の体験をお伺いいたしました。
育った環境も今の生き方も、全く違うお三人ですが、
子どもの存在が自分自身をさらに成長させてくれている、とおっしゃるところは同じで
そんなことが大切なのだろうなぁと感じる時間でした。
Yuta Otomo
山形で「ロルフィングハウスフェスタ」という、からだ全体のバランスを整えるボディワークのお店を夫婦でしています。僕はロルフィングの施術、奥さんはヨガを教えています。息子が生まれる前には、神戸の岡本にいました。息子は現在小学校1年生で、山形の自然ですくすく育ってます。からだのこと、自然のこと、そしてこどものこと話せたらと思ってます。
Yuki Suzuki
東京藝術大学油画科卒業。自身のコンプレックスからアーツセラピーに携わり、表現と心の世界にどっぷりハマる。現在、2人の子供が不登校になり、発達障害児の療育を兼ねたフリースクールに親子で通い、子育て修行中。「遊ぶ」ことでコミュニケーションを学んでいるのですが、これぞまさにアーツセラピー!!今は制作もセラピーもかけ離れた生活をしていますが、今していることが実を結んで楽しい未来になると思っています!
Rumi Ohyamaguchi
石川県で小学二年生の息子と暮らしながら、声を自由にするヨガ・オブ・ボイス関連の仕事をしています。
自分は子どもの頃に遠慮しがちでしたが、こーしたい!を諦めない強さがある息子といると、人生は創造を止めないことに楽しみがある気がしています。
Sumire Mori
阪神淡路大震災後のボランティアをきっかけに、アートセラピーと出会いました。そして、その奥深さとパワフルさに感銘し、アートセラピーの講座やワークショップを行ってきましたが、セラピーの範疇を超え、アートの持つ力を一人でも多くの方に伝えたいと感じて、2012年にタッチアーツ・プロジェクトを開始しました。
現在は、さらにアートセラピーのルーツとなるシャーマニズムを研究中。